横浜・馬車道の総合診療クリニック

家庭の医学書 Medical Book@Home

乳幼児からお年寄りまで、成人病を始め様々なジャンルの疾患をまとめてみました。図や表を交え解りやすく解説しております。ご家庭でもぜひ活用してください。

家庭の医学書記事一覧

高血圧

|高血圧とは?血圧が正常範囲を超えて高く維持されている状態です。代表的な成人病であり、メタボリックシンドロームの1つで、多くの患者様が投薬治療をなさっています。

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脂質異常症

|脂質異常症とは?脂質異常症とは、血液中のLDLコレステロールやトリグリセライド(中性脂肪)が増加HDLコレステロールが減少脂質のバランスが崩れる病気です。放置しておくと血管の動脈硬化が進行し、やがて心筋梗塞や脳卒中などの深刻な病気が引き起こされることになります。院長の独り言  脂質異常症という病名...

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糖尿病

|糖尿病とは?膵臓(すいぞう)から分泌されるインスリンの量やインスリンの作用低下によりブドウ糖が有効に使われずに慢性的に高血糖状態をきたす代謝疾患です。放置すると全身にさまざまな影響が出てきます。|血糖とは?でんぷんなどの糖質(炭水化物)は生命を維持する栄養素の1つです。糖質は消化されてブドウ糖(グ...

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高尿酸血症・痛風

|高尿酸血症とは? ヒトの体のなかの細胞には、すべて遺伝子が入っています。この遺伝子であるDNAの合成に核酸(かくさん)が必要です。その核酸(かくさん)という物質のなかに含まれるプリン体の分解産物が尿酸です。尿酸の約80%は腎臓から尿中に溶けた状態で排泄されます。この排泄量が少なかったり、体のなかで...

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脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)

|脳卒中とは? 脳卒中とは一般的用語であり、正式な医学用語ではありません。正式には <脳血管障害> です。脳血管障害のうち急激に発症したものは、脳血管発作 (Cerebrovascular attack  CVA) または 脳卒中(Stroke・ Apoplexy) と呼ばれています。脳卒中の <卒...

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虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)

|心臓と冠動脈心臓は心筋と呼ばれる筋肉からできており1日に約10万回も収縮・拡張を繰り返し、全身に血液を送り出すポンプの役割をしています。心臓は絶え間なく動き続けるために常に大量の酸素とエネルギー源を必要としています。血液は体をまわりながら酸素や栄養を運ぶ役目をしています。心臓自体にも血管がはりめぐ...

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不整脈

|不整脈とは?心臓の筋肉は、電気信号によって規則正しく収縮と弛緩を繰り返し、血液を全身に送り出しています。右心房にある洞房結節 から出た電気信号が心筋を刺激して心臓の収縮が起こります。1分間に約50〜100回収縮し生まれてから死ぬまで一生動き続けてくれます。この規則的な電気信号の流れが障害されると心...

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逆流性食道炎

|逆流性食道炎とは?逆流性食道炎とは胃食道逆流症(Gastroesophageal Reflux Disease GERD)のひとつです。胃・十二指腸内容が胃から食道への逆流することで発生する食道の炎症性疾患です。胸やけなどの症状が現れます。胃液は消化のための強酸性の胃酸・消化酵素を含んでおり強い刺...

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胃炎とヘリコバクターピロリ

胃炎(Gastritis)とは、種々の原因で胃に起きる炎症のことです。急性胃炎 と 慢性胃炎 の2つがあります。急性胃炎は、さまざまな原因で起きる胃粘膜の炎症で、日常的にも起こりやすい病気です。症状の程度によっては緊急に専門医の診断が必要な場合もありますので、充分な注意が必要です。急性胃炎を繰り返し...

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機能性ディスペプシア

| 正常な胃のはたらき胃には  貯留 ・ 攪拌 ・ 排出 という3つの運動機能があります。 1.貯留機能食物が食道を通過し胃に入る時胃の上部を広げて、胃の中に食べ物を蓄えようとします 2.攪拌機能波打つ様な蠕動運動によって食べ物と胃液を混ぜ合わせます 3.排出機能食物を消化して粥状にしそれを十二指腸...

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がん・悪性腫瘍

|腫瘍とは?腫瘍とは、体の一部が本来の状態と異なった形で増殖   中に自分以外のものが新しく生まれて来た(新生物 Neoplasm)状態   良性  悪性 に分類されます。<がん> とは悪性腫瘍のひとつで、各臓器の上皮の部分が悪性腫瘍化したものです。上皮以外から生まれてくる悪性腫瘍を、肉腫といいます...

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気管支喘息

| 気管支喘息とは?発作性の 呼吸困難・喘鳴・咳 を繰り返す疾患で、慢性的な炎症が気道に起こり、気道の過敏性が亢進し軌道が狭くなる病期です。これにより空気の通り道の気管や気管支が急につまって息苦しくなり、呼吸のたびにゼーゼー・ヒューヒューという音が聞こえます(喘鳴)。更に呼吸が苦くなると横になってい...

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アレルギー

|免疫とは?自分の体を守るために、まず <自己(自分自身)> と <非自己(自分以外)> の判別・認識を行います。体外から侵入する <非自己(自分以外)>(細菌・ウイルス・がんなど)を攻撃・排除し自己を守る機能が免疫です。体外から侵入してくるものを<抗原> として認識します。その抗原を攻撃するために...

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花粉症

空中に飛散している植物の花粉と接触した結果体内に抗体を産生し、その後再び花粉に接触することで過剰な免疫反応(アレルギー反応)を起こす病態を花粉症といいます。IgE(免疫グロブリンE)と肥満細胞(マスト細胞)によるメカニズムが関与する、花粉を吸入性アレルゲンとする即時型のI型アレルギーの代表的な疾患で...

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貧血

血液の働きで最も重要な仕事は、酸素を全身に運搬することです。この働きをつかさどるのは、血液中の赤血球にある血色素(ヘモグロビン)です。血液が酸素を運搬する能力は、ヘモグロビン量とほぼ比例します。貧血とは赤血球あるいはヘモグロビンの量が正常より少なくなった状態で、その原因によって多くの種類に分けられま...

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小児感染症

突発性発疹麻疹風疹水疱瘡おたふくしょう紅熱(溶連菌感染症)ヘルパンギーナ手足口病りんご病伝染性単核球症アデノウイルス感染症(プール熱)RSウイルス感染症インフルエンザ髄膜炎

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小児皮膚疾患

小児の患者様には、大人にはない独特の皮膚疾患があります。このページではそれらをご紹介して行きます。1.突発性発疹麻疹風疹水疱瘡伝染性単核球症手足口病しょう紅熱(溶連菌感染症)口唇ヘルペスりんご病水いぼいぼ尋常性疣贅(いぼ)伝染性膿痂疹(とびひ)べジルバラ7色 ひこう疹はたけ毛苔性苔癬

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小児整形外科

オスグッと・シュラッター病ぺルテス病変形性脊椎症

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アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎とは、もともとアレルギーを起こしやすい体質の人や、皮膚のバリア機能が弱い人に多く見られる皮膚の炎症を伴う病気です。良くなったり(寛解)悪くなったり(増悪)を繰り返す、かゆみのある湿疹を特徴とする皮膚疾患です。多くの患者さんは皮膚が乾燥しやすい素因(ドライスキン)とアトピー素因(アレル...

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じんま疹

| じんま疹とは?じんま疹とは、皮膚の一部に赤み<紅斑>を伴う皮膚の盛り上がり<膨疹>ができ、しばらくすると消えてしまう皮膚の病気です。そのメカニズムは、皮膚の血管から水分がもれて浮腫を形成する結果、かゆみを伴った紅斑や膨疹が出現します。数日以内に治まる急性じんま疹と1カ月以上出没を繰り返す慢性じん...

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痒疹

痒疹とは、強いかゆみを伴う皮膚の炎症反応により結節・丘疹を主体とする湿疹の一つです。非常に痒いポツポツとした赤い皮膚のもりあがり(丘疹)がパラパラとちらばってできます。すねのあたりやお腹まわりに限られるタイプから体中にできるタイプまで様々です。またおのおのの丘疹が1週間程度で治ってしまう急性のものか...

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足白癬(水虫)

|白癬とは?真菌(カビ)の一種である皮膚糸状菌(白癬菌)が皮膚に感染して起こる病気です。病変の部位による白癬の分類足白癬(水虫) 白癬の約65% 爪白癬(爪の水虫) 手白癬(手の水虫) 体部白癬(ゼニたむし) 股部白癬(いんきんたむし) 顔面白癬 頭部白癬(しらくも) ケルズス禿瘡(とくそう)真菌感...

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爪白癬

爪白癬 (つめはくせん)とは、手足の白癬が進行し、爪の間に白癬菌が侵食して、爪自体が白癬菌に感染した状態となり、爪の肥厚肥厚・変色・変形 が起こる病気です。頻度は全白癬患者の20%程度です。水虫が進行して指先・指の間だけでなく爪にまで広がってしまった水虫の末期症状と位置付けられます。|爪白癬の疫学足...

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尋常性疣贅(いぼ)

ヒト乳頭腫ウイルス(ヒトパピローマウイルス Human Papilloma Virus : HPV)には多くの種類があり、皮膚型と粘膜・性器型に大別できます。大きさは55〜60nmです。尋常性疣贅は、皮膚型のウイルスが皮膚に感染し良性腫瘍の <いぼ> ができる病気です。皮膚・粘膜の微小な外傷部位など...

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骨粗しょう症

|骨粗しょう症とは?骨強度が低下し、骨折しやすくなる骨の病気です。健康な骨には、網目状の構造をした骨梁がぎっしり詰まっています。ところが、骨粗しょう症では骨梁が細くなったり折れたりして、スカスカでもろい骨になります。正常な骨では、骨吸収と骨形成のバランスが保たれ、骨量は維持されていますが、骨粗鬆症で...

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変形性頚椎症

|頚部の構造頚椎は7個の椎骨から構成されており、各々は椎間板(前方部分)と椎間関節(後方部分)で連結されています。椎間板は、円板状のゴムのマットのようなもので、両端は上下の椎体(脊椎の前方部分)と強く連結されています。椎間板は弾力性に富み、くびを動かすと椎間板の一方がへこみ、すぐにもとに戻ります。頚...

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変形性腰椎症

| 腰椎の役割腰椎は5つの椎骨から構成されています。腰椎とその周囲の筋肉が腰から上部全体を支えています。頚椎・胸椎と同様、椎骨が構成する脊椎管の中に腰部脊髄が通っています。そこから両側に神経根が進展し腰部以下の運動・知覚機能に関与しています。| 変形性腰椎症とは?変形性腰椎症は、脊柱の椎骨や椎間板に...

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変形性膝関節症

長年の膝の使用や繰り返される負担、けがなどによって、関節の軟骨がすり減ったり、骨の変形が生じたりする病気です。男女比は1:4で女性に多くみられ、高齢者になるほど罹患率は高くなります。主な症状は膝の痛みと水がたまることです。初期では立ち上がり、歩きはじめなど動作の開始時のみに痛み、休めば痛みがとれます...

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肩関節周囲炎(五十肩)

肩関節周囲炎(五十肩)は、50歳代を中心とした中年以降に、肩関節周囲組織の加齢性変化を基盤として発症します。肩関節の痛み(疼痛)と動きの制限(運動障害・拘縮)が代表的な症状です。原因が特定できないことが多く、軽微な外傷の繰り返しの後に肩の不快感や疼痛で発症しやすいです。肩関節とその周辺組織に炎症を来...

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高血圧

|高血圧とは?血圧が正常範囲を超えて高く維持されている状態です。代表的な成人病であり、メタボリックシンドロームの1つで、多くの患者様が投薬治療をなさっています。

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脂質代謝異常症

|脂質異常症とは?脂質異常症とは、血液中のLDLコレステロールやトリグリセライド(中性脂肪)が増加HDLコレステロールが減少脂質のバランスが崩れる病気です。放置しておくと血管の動脈硬化が進行し、やがて心筋梗塞や脳卒中などの深刻な病気が引き起こされることになります。院長の独り言  脂質異常症という病名...

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糖尿病

|糖尿病とは?膵臓(すいぞう)から分泌されるインスリンの量やインスリンの作用低下によりブドウ糖が有効に使われずに慢性的に高血糖状態をきたす代謝疾患です。放置すると全身にさまざまな影響が出てきます。|血糖とは?でんぷんなどの糖質(炭水化物)は生命を維持する栄養素の1つです。糖質は消化されてブドウ糖(グ...

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高尿酸血症・痛風

|高尿酸血症とは? ヒトの体のなかの細胞には、すべて遺伝子が入っています。この遺伝子であるDNAの合成に核酸(かくさん)が必要です。その核酸(かくさん)という物質のなかに含まれるプリン体の分解産物が尿酸です。尿酸の約80%は腎臓から尿中に溶けた状態で排泄されます。この排泄量が少なかったり、体のなかで...

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脳卒中(脳梗塞・脳出血・クモ膜下出血)

|脳卒中とは? 脳卒中とは一般的用語であり、正式な医学用語ではありません。正式には <脳血管障害> です。脳血管障害のうち急激に発症したものは、脳血管発作 (Cerebrovascular attack  CVA) または 脳卒中(Stroke・ Apoplexy) と呼ばれています。脳卒中の <卒...

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虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)

|心臓と冠動脈心臓は心筋と呼ばれる筋肉からできており1日に約10万回も収縮・拡張を繰り返し、全身に血液を送り出すポンプの役割をしています。心臓は絶え間なく動き続けるために常に大量の酸素とエネルギー源を必要としています。血液は体をまわりながら酸素や栄養を運ぶ役目をしています。心臓自体にも血管がはりめぐ...

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不整脈

|不整脈とは?心臓の筋肉は、電気信号によって規則正しく収縮と弛緩を繰り返し、血液を全身に送り出しています。右心房にある洞房結節 から出た電気信号が心筋を刺激して心臓の収縮が起こります。1分間に約50〜100回収縮し生まれてから死ぬまで一生動き続けてくれます。この規則的な電気信号の流れが障害されると心...

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逆流性食道炎

|逆流性食道炎とは?逆流性食道炎とは胃食道逆流症(Gastroesophageal Reflux Disease GERD)のひとつです。胃・十二指腸内容が胃から食道への逆流することで発生する食道の炎症性疾患です。胸やけなどの症状が現れます。胃液は消化のための強酸性の胃酸・消化酵素を含んでおり強い刺...

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胃炎とヘリコバクターピロリ

胃炎(Gastritis)とは、種々の原因で胃に起きる炎症のことです。急性胃炎 と 慢性胃炎 の2つがあります。急性胃炎は、さまざまな原因で起きる胃粘膜の炎症で、日常的にも起こりやすい病気です。症状の程度によっては緊急に専門医の診断が必要な場合もありますので、充分な注意が必要です。急性胃炎を繰り返し...

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機能性ディスペプシア

| 正常な胃のはたらき胃には  貯留 ・ 攪拌 ・ 排出 という3つの運動機能があります。 1.貯留機能食物が食道を通過し胃に入る時胃の上部を広げて、胃の中に食べ物を蓄えようとします 2.攪拌機能波打つ様な蠕動運動によって食べ物と胃液を混ぜ合わせます 3.排出機能食物を消化して粥状にしそれを十二指腸...

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がん・悪性腫瘍

|腫瘍とは?腫瘍とは、体の一部が本来の状態と異なった形で増殖   中に自分以外のものが新しく生まれて来た(新生物 Neoplasm)状態   良性  悪性 に分類されます。<がん> とは悪性腫瘍のひとつで、各臓器の上皮の部分が悪性腫瘍化したものです。上皮以外から生まれてくる悪性腫瘍を、肉腫といいます...

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肺がん

|肺がんとは?肺がんは肺の気管、気管支、肺胞の一部の上皮細胞が何らかの原因で悪性化・がん化したものです。肺がんは進行するにつれて周りの組織を破壊しながら増殖し、血液やリンパ の流れに乗って全身に広がっていきます。| 肺腫瘍について原発性肺腫瘍  肺(気管支を含む)から発生したもの良性腫瘍  肉芽腫 ...

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胃がん

|胃がん とは? 胃の粘膜から発生する(上皮性・粘膜由来)悪性腫瘍です。|胃の解剖胃は、<胃袋>とも言うように、食道と十二指腸の間に位置する嚢状の器官です。食物を一時蓄え消化する働きをしています。食道に続く部分(噴門)と十二指腸に続く部分(幽門)は周囲の臓器に固定されていますが、それ以外の部分は自由...

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大腸がん

|大腸がんとは?|大腸の役割大腸は長さ1.5〜2メートルほどの臓器です。太さは小腸の3倍程度あります。大腸の主な役割は、食べ物の栄養分の残りと水分を吸収し、そのほかの成分を肛門へと運ぶことです。大腸は消化吸収が行われた食べ物の最終処理をする消化管で、主に水分を吸収します。|大腸の解剖大腸の片方の端は...

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乳がん

|乳がんとは?乳房には<脂肪組織>と<乳腺組織>があります。乳がんとは<乳腺>から発生する癌で、脂肪からは発生しません。| 乳腺の腫瘍良性腫瘍  線維腺腫・乳腺症悪性腫瘍  乳がん・パジェット病|乳腺の解剖と乳がんの発育乳腺は 小葉というミルクを作る組織と乳管というミルクを乳頭まで運ぶ管 から成りま...

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前立腺がん

|前立腺について前立腺は男性固有の臓器でに精液の一部を造っています。膀胱・精嚢の前方に存在するのが名前の由来です。前立腺は尿道を取り囲み直径3〜4cmの栗の実のような円錐形を呈し恥骨の裏側に存在しています。直腸に接しし肛門から指で触知可能なので直腸診が前立腺疾患の診断に有用です。内腺部(移行域) ⇒...

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気管支喘息

| 気管支喘息とは?発作性の 呼吸困難・喘鳴・咳 を繰り返す疾患で、慢性的な炎症が気道に起こり、気道の過敏性が亢進し軌道が狭くなる病期です。これにより空気の通り道の気管や気管支が急につまって息苦しくなり、呼吸のたびにゼーゼー・ヒューヒューという音が聞こえます(喘鳴)。更に呼吸が苦くなると横になってい...

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アレルギー

|免疫とは?自分の体を守るために、まず <自己(自分自身)> と <非自己(自分以外)> の判別・認識を行います。体外から侵入する <非自己(自分以外)>(細菌・ウイルス・がんなど)を攻撃・排除し自己を守る機能が免疫です。体外から侵入してくるものを<抗原> として認識します。その抗原を攻撃するために...

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花粉症

空中に飛散している植物の花粉と接触した結果体内に抗体を産生し、その後再び花粉に接触することで過剰な免疫反応(アレルギー反応)を起こす病態を花粉症といいます。IgE(免疫グロブリンE)と肥満細胞(マスト細胞)によるメカニズムが関与する、花粉を吸入性アレルゲンとする即時型のI型アレルギーの代表的な疾患で...

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貧血

血液の働きで最も重要な仕事は、酸素を全身に運搬することです。この働きをつかさどるのは、血液中の赤血球にある血色素(ヘモグロビン)です。血液が酸素を運搬する能力は、ヘモグロビン量とほぼ比例します。貧血とは赤血球あるいはヘモグロビンの量が正常より少なくなった状態で、その原因によって多くの種類に分けられま...

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小児感染症

突発性発疹麻疹風疹水疱瘡おたふくしょう紅熱(溶連菌感染症)ヘルパンギーナ手足口病りんご病伝染性単核球症アデノウイルス感染症(プール熱)RSウイルス感染症インフルエンザ髄膜炎

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突発性発疹

生まれてしばらくの間は元気であった赤ちゃんに、突然40度近い高い熱が3〜4日続き、解熱と同時にお腹や背中に赤い発疹が広がりお母さまたちを驚かせることがあります。これは <突発性発疹>(Exanthema Subitum) と呼ばれ、ほとんどの赤ちゃんが一度は経験する病気で、初めての発熱が突発性発疹と...

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麻疹(はしか)

麻疹(痲疹・ましん・はしか・measles・rubeola)とは麻疹ウイルスによる急性熱性発疹性のウイルス感染症です。感染力が極めて強く、死亡することもある重症の感染症です。感染性は非常に高く、感受性のある人(免疫抗体を持たない人)が暴露を受けると90%以上が感染します。予防接種を受けていない1歳前...

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風疹(ふうしん)

風疹(Rubella)とは、ウイルス感染症の一種で、風疹ウイルスによる急性熱性ウイルス性発疹性疾患です。発熱・発疹・リンパ節腫脹 を特徴とします。症状は不顕性感染から、重篤な合併症併発まで幅広く、臨床症状のみで風疹と診断することは困難です。春先から初夏にかけて流行する傾向があります。一般に日本では三...

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水痘(みずぼうそう)

水痘(すいとう ・ varicella ・ Chicken pox)とは水痘帯状疱疹ウイルス(varicella zoster virus VZV)によって起こる急性のウイルス伝染性疾患です。一般に水疱瘡(みずぼうそう)としても知られています。小児期によく見られる急性熱性発疹症のひとつで、全身に散ら...

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おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)

おたふくかぜは、正式名称は <流行性耳下腺炎> です。ムンプスウイルスに感染することによって発症する病気です。片側あるいは両側の耳下腺の腫脹を特徴とする急性ウイルス感染症で、通称 <おたふくかぜ> と呼ばれています。おたふくかぜの特徴は、その名前のとおり耳下腺(耳の下部で唾液を産生)が腫れて、外観が...

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溶連菌感染症

溶連菌(ようれんきん)とは正式には溶血性連鎖球菌と言い、上気道炎や皮膚の化膿など、様々な感染症の原因となる細菌(Bacteria)です。顕微鏡でのぞくと、菌体同士が1列に配列し鎖が連なっているように見えることから <連鎖(れんさ)> 球菌と呼ばれています。溶連菌感染症(Streptococcal i...

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伝染性単核球症

伝染性単核球症(Infectious mononucleosis IM)とは、主にEBウイルス(エプスタイン・バール・ウイルス・Epstein-Barr virus EBV)の初感染によって生じる急性感染症です。キス(接吻)などによる唾液を介した感染が多いので一般に <キス病> とも呼ばれています。...

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RSウイルス感染症

RSウイルス感染症(respiratory syncytial virus infection)は、RSウイルスの感染による乳幼児の代表的な呼吸器感染症です。RSウイルスは日本を含め世界中に分布しています。次のような特徴があります。毎年冬季に流行数回感染と発病を繰り返す生後1歳までに半数以上が、2歳...

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インフルエンザ

インフルエンザは、インフルエンザウイルスによって起こるウイルス性呼吸器感染症です。世界中で、全年齢にみられる普遍的で最も頻度の高い重要な病気で、小児と高齢者で重症化しやすいとされています。流行の規模は一定ではありませんが、毎年冬季に流行がみられ、学級閉鎖の原因や、高齢者施設における施設内流行の原因に...

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小児整形外科疾患

オスグッと・シュラッター病ぺルテス病変形性脊椎症

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アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎とは、もともとアレルギーを起こしやすい体質の人や、皮膚のバリア機能が弱い人に多く見られる皮膚の炎症を伴う病気です。良くなったり(寛解)悪くなったり(増悪)を繰り返す、かゆみのある湿疹を特徴とする皮膚疾患です。多くの患者さんは皮膚が乾燥しやすい素因(ドライスキン)とアトピー素因(アレル...

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じんま疹 Uriticaria

| じんま疹とは?じんま疹とは、皮膚の一部に赤み<紅斑>を伴う皮膚の盛り上がり<膨疹>ができ、しばらくすると消えてしまう皮膚の病気です。そのメカニズムは、皮膚の血管から水分がもれて浮腫を形成する結果、かゆみを伴った紅斑や膨疹が出現します。数日以内に治まる急性じんま疹と1カ月以上出没を繰り返す慢性じん...

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足白癬(水虫)

|白癬とは?真菌(カビ)の一種である皮膚糸状菌(白癬菌)が皮膚に感染して起こる病気です。病変の部位による白癬の分類足白癬(水虫) 白癬の約65% 爪白癬(爪の水虫) 手白癬(手の水虫) 体部白癬(ゼニたむし) 股部白癬(いんきんたむし) 顔面白癬 頭部白癬(しらくも) ケルズス禿瘡(とくそう)真菌感...

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爪白癬

爪白癬 (つめはくせん)とは、手足の白癬が進行し、爪の間に白癬菌が侵食して、爪自体が白癬菌に感染した状態となり、爪の肥厚肥厚・変色・変形 が起こる病気です。頻度は全白癬患者の20%程度です。水虫が進行して指先・指の間だけでなく爪にまで広がってしまった水虫の末期症状と位置付けられます。|爪白癬の疫学足...

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尋常性疣贅

ヒト乳頭腫ウイルス(ヒトパピローマウイルス Human Papilloma Virus : HPV)には多くの種類があり、皮膚型と粘膜・性器型に大別できます。大きさは55〜60nmです。尋常性疣贅は、皮膚型のウイルスが皮膚に感染し良性腫瘍の <いぼ> ができる病気です。皮膚・粘膜の微小な外傷部位など...

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田島クリニック

〒231-0023 横浜市中区山下町118-1 エトワール山下1F
TEL 045(264)8332
www.tajimaclinic.yokohama


1F Etoile Yamashita, 118-1 Yamashita -Cho, Naka-ku, Yokohama, 231-0023

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